FCオーパスワン監督/長田積樹
今回は、東京都足立区に動拠点をおくFCオーパスワンを率いている長田積樹監督にインタビューを行わせていただきました。設立6年にして強豪サッカークラブと肩を並べている魅力あふれるチームの監督の素顔をお伝えしていきます。
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■プロフィール
【名前】
長田積樹(おさだつみき)
【生年月日】
1993年10月31日
【選手歴】
KSC加平→駿台学園中学→駿台学園高校
【指導歴】
2016年~FCオーパスワン
Q,なぜ監督になったんですか?
サッカー選手としてプロは目指していなかったので高校卒業後は地元のパン屋さんに就職してました。その当時は仕事が終われば地元クラブの栗島オーパスワン(後のFCオーパスワン)にボールを蹴りに遊びにいっていました。栗島オーパスワンがFCオーパスワンになるタイミングで山崎オーナーにサポートして頂き、チームの監督を受け継ぐことになったという感じです。軽い気持ちで始めましたが監督になった後はいろんな指導者に出会い、様々な育成方法を学びながら今日にいたります。ちなみにまだまだ勉強中です笑
Q,尊敬する指導者いますか?
若山監督(FCトリアネーロ町田)、村松監督(FCLAVIDA U-15)、浅野代表(malva)をはじめ、全国各地の名監督に多くの知識を頂きました。
Q,オフはどんな過ごし方をしてますか?
家族との時間を大切にしてますが、たまに他のチームの指導現場に行って勉強してます。
Q,指導方針はどのようなものですか?
主体的に動ける選手をつくりたいので選手とはよくコミュニケーションをとって時には答えを与えずに考えさせるようにしてます。型にハマってほしくないので選手のいいところは消さないように努力してます。
Q,現代では所属サッカーチームの練習以外に複数のスクールを掛持ちしている選手がいますが、サッカーが上達するためにはどうすればいいですか?
ボールを多く触ることはいいことだと思いますがサッカースクールを沢山通えばいいというものでもありません。サッカーばかりで忙しいなんて選手もいますが怪我が心配ですね笑チーム練習とは別で何か通うとしたら、サッカー以外のことをやるとより選手のパフォーマンスが上がる可能性はあります。例えばバレーボールとかいいと思います。ジャンプしたり転んだりしているうちに体のバランス感覚がよくなります。最近ではコンディショニングスクールというものもありますがバレーボール同様にいいと思います。
Q,どんな選手がJ下部や強豪クラブに行く傾向がありますか?
まず一番大事なのはサッカーが好きかどうかです。プレーに絶対あらわれます。他には人間力がある子、人を引き付ける力がある子、上手くなりたいという向上心がある子ですね。
Q,保護者は選手にどう接することがベスト?
人それぞれなんで絶対はないと思いますが、強豪チームに行くような子の多くの保護者は基本サッカーには口出しせずに食事のサポートや挨拶等の指導程度です。なので優しく見守るのがベストかなと思います。
Q,スカウトってどのタイミングですか?
大きく分けて二つです。一つは大きな大会にスカウトマンが見に来て試合終わりにチームに声がかかる。もう一つはチームの練習会場に見に来てそこでチームに声がかかる。有難いことに『オーパスワンにいい選手がいる』と関係者に言っていただけるようになって、今では練習会場にスカウトマンが見に来てもらえるようになりました。高学年の早い段階で内定がでる子もいます。
Q,今後の展望を教えてください
より多くの選手が世界で活躍できるようにしたいので現状よりももっと大きな大会を主催できるようにして海外に遠征できるようにしたいです。独自リーグ(チャレンジリーグU11,U10)をつくった理由もその一つです。チームとしてのゴールはプロサッカーチームなので選手の育成と並行して社会人チームも設立していくつもりです。社会人チームがあれば巣立っていった選手達がもどってくる場にもなると思ってます。
Q,監督にとってサッカーとは?
社会性を育てるスポーツですかね
●FCオーパスワンチーム情報
●サッカーグラウンド情報屋から
コーチや選手を家族のように思っている非常に面白い監督でした。これからも少年サッカー界を盛り上げてほしいです。