サッカー少年の親に読んでもらいたい

サッカー少年の親, サッカー少年情報

最近サッカーを始めたサッカー少年やサッカーが上手くなってきた子の親御さん達に是非読んでいただきたいものです。一部の親の行動でサッカー少年達は混乱や重圧に耐えられないような状態になっていないでしょうか?子供達はSOSすらだせない状態になっていないでしょうか?

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■親の夢が子供の夢になってない?

将来はサッカー日本代表選手になるという夢をもった子供の親の中の大半がサッカー経験者、または運動部出身ではないでしょうか?親が叶わなかった夢を子供に無理やりさせるようになっているようにも見えたりします。子供の夢は子供のモノです。子供にも権利があります。

■親のためのサッカー

サッカー少年の試合の合間で親がもっとこうしなさい等と罵声をあびせて子供を泣かせたり、体罰があったり、合間で練習させたりする光景がまれにあります。子供の気持ちはいったいどこあるのでしょうか?中には試合中でも親の顔をうかがってプレーする子もいます。指導は担当のコーチがするものです。異様な光景です。親のためのサッカーです。子供のためのサッカーにしましょう。

■親の過度な練習

『サッカー選手になりたいならもっと練習しなさい』っと言って練習や試合のOFFの日や平日朝練又は夜練をさせている方はいませんか?子供が本当に求めているならOKだと思いますが、練習をするかどうかは子供の自由です。子供がもし練習を断れない状況にさせてしまっているとしたらかなり行き過ぎた教育ではないでしょうか?成長期には睡眠や食育も大事です。練習のやりすぎはかなり危険です。小学校低学年の時は上手くても高学年で思ったより身長が伸びないで結局埋もれていくなんてこともざらです。

■J下部が正解だと思っている

プロになっていく過程は様々ですがJ下部と言われるような組織に早い段階から子供入れさせるという考えの方が多いようです。J下部=プロではありません。J下部に入れなかった=プロになれないでもありません。親が早くJ下部に入れて安心したいだけはないでしょうか?上手なお友達が数人J下部に合格すると親が一番焦っていないでしょうか?『〇〇君って〇〇合格したらしいよ』って言われたいだけではないでしょうか?子供の夢がJ下部に入るになってしまってないですか?J下部がゴールになってしまうとそこから先はかなり伸び悩む可能性が高いです。中には特徴がいっぱいあって面白い子供がJ下部に入って特徴が薄くなっていくなんて話も耳にします。

■サッカー指導は担当コーチに任せる

物凄く普通のことですがこれができない親が多いです。ほんどんど親がおそらくコーチ経験もなくサッカーをやっていただけでその道のプロにはなっていないと思います。日本が認める指導者になっていれば話は別です。親はただの親です。指導はコーチにまかせて親はサポートして優しく見守るのが一番です。子供の進路ではどこのチームに行くかも重要ですが誰に教わるかも重要です。

■親のような選手

子供は親を良くも悪くも見ています。『〇〇コーチは〇〇がダメだ全然できてない!!』『友人〇〇君は本当に下手だ!』と子供がいるところで言ってないでしょうか?子供のプレーを限定してしまうような言葉、汚い言葉、人種差別などもすべて親の影響を受け、それがすべてプレーにでます。いい選手は親の人格もいいです。子供をいい選手にしたいならまずは親が何か変えないといけないかもしれません。

■子供のチカラ

子供達は日々うまくなりたいと思いながら練習や試合をやっています。子供たちがグラウンド内で見る景色と親がグラウンド外で見る景色は全然違います。常に目の前の相手に立ち向かっていく子供の姿勢、ものすごい早さを持続するプレーや判断。これを仕事として仮に置き換えたらどうでしょうか?子供のチカラは本当にすごいです。尊敬します。

みんなの声

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2022年3月3日

親の行き過ぎた行動は本当にコーチ陣から見てもひきます。共有させていただきます!

鈴木コーチ

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